介護職のこれからの傾向について

介護職として仕事をしたいと思っている人は、これから非常に大きな可能性を見出せるようになるでしょう。高齢化社会によってなくてはならない職業となった介護職の仕事は、いつでも求人件数が多く仕事を見つけるという点では困ることがありません。離職率は、他と比べても平均か少し高いぐらいです。すぐ辞めてしまっても、次の仕事もすぐみつかるのが現状です。また、なかには月収27万円から30万円前後の給与を貰っているという人も。ここだけ聞くと特になんの問題もなさそうですが、長く勤めたいと思っていても仕事がきつかったり、復帰できるシステムが揃っていなかったりすると、いくらたっても人材不足は解消されません。

介護職の仕事のデメリットは、忙しすぎることです。仕事内容は主に利用者の生活介助です。またレクリエーションや寝具の交換など、人手が足りないので回ってくる仕事もたくさんあります。体を動かさないといけない仕事ですから、寝不足やストレスで体は弱ってしまい仕事ができなくなってしまいます。こうしたことが重なると体力がついていかなくなり、体を壊すか、仕事を辞めるかになってしまいます。次々と退職していって、人員確保のためにいろいろな工夫が必要になるのです。2019年からは、働き方も変えるよう政府も推奨しています。持っているスキルや経験をシェアして、短時間で働く人も増えてきました。介護職の仕事に従事する人材はとても大切です。海外から技能実習生として、介護施設で働く人もでてきました。介護の現場は、これからもいろいろと変化していくでしょう。